「F.R」さんからのお便り「手足末端が動かせづらい」について
F.Rさんの障害について
筋肉がこわばって、手足が震える等の症状があるのです。意識ははっきりとあるのですが、自分の意思とは関係なく手足が震えるので正常の行動が出来なくなっています。症状だけでいうとパーキンソン症候群にとても類似していました。
手足末端が動かせづらいについて仕事にどんな影響が出ていたのか
両方の手足の末端が動かしにくくなるのではなくて右側だけに特に集中して症状が出ています。いったい何の病気なのか分かりませんが、普通の人がする仕事が出来ても他の人の何倍もの時間がかかるのです。
周囲からの反応はどうだったのか
一緒に働いていたF.Rさんは、弊社の障害者雇用として雇われています。F.Rさんの親も病院の先生もはっきりしたことは本人には告げていないということだけを知っています。でも彼は、本当に努力されています。普通の人であれば放棄している、であろう仕事も一生懸命されているのです。彼の行動は周囲の人の心を動かしました。見さげているのはありませんが、精神的に問題がありやる気が起きない時が人にはあると思います。そういう時にF.Rさんの仕事ぶりを見れば「こんなんじゃ駄目だ。あの人みたいに仕事に集中しなきゃ」と思えるようになるのです。みながF.Rさんから力を貰っていると思います。だからこそ、皆が皆F.Rさんが困らない様に間接的でも自分の時間を削ってお手伝いするようになりました。彼のお蔭で社員のベクトルがあい一丸となって業務に取り組むことが出来ています。