「藤高志」さんからのお便り「すぐカッとなる」について|障がい者雇用促進求人情報局

「藤高志」さんからのお便り「すぐカッとなる」について

藤高志さんの障害について

これは精神的な事で怒ってしまう現象なのですが、自分の中に我慢しなければいけない事があるとします。それは社会一般的なごくごく普通のことでいいのです。この障害は普通の時には全く症状が現れません。ですからこの症状は普通の人からすると理解をするのがとても難しい障害なのです。

すぐカッとなるについて仕事にどんな影響が出ていたのか

自分ではしっかりと自分の行動など抑制できていると思っていました。ですが周囲から私を見る目というのは、とても冷ややかな目線でした。自分は気にしていなくても周囲には全く抑制できていない私を嫌がり怖がる人達もいたそうで一緒に仕事をしたくないという雰囲気を作っていたようです。

周囲からの反応はどうだったのか

最初は、誰も私の症状に理解をしてくれないので、意味もなくイライラしている男が同じ部署にいるのだという感じだけだったのです。でも、症状の説明をして理解してくれたので周囲の行動が一転しました。以前の様に怒っていたとしても「今回は何に怒っているの?」と聞いてくれるようになりました。聞いてもらうだけで私の怒りの大きさが小さくなることが分かりました。1人が理解して接してくれると他のスタッフも接してくれるようになりましたが、私から完全に引かれる人も出てきました。その人の行動を見て私は、これが普通の人の行動でもあると思いました。

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