障がい者を取り巻く変な優しさ|障がい者雇用促進求人情報局

障がい者を取り巻く変な優しさ

障がい者に対する偏見は、偏見という言葉に怒る人こそいれど、その人とて障がい者に対してなんの色眼鏡をもっていないと言い切れる人は皆無としか言い用がないです。求人を見つけて、そこに応募した時に、傷病名に精神疾患の名前を書いた途端「採用を見送らさせてもらいます」という言葉を聞いたこともあります。

というのも、少なくとも私に関しては、自分の行動や言動を振り返ってみて「障がい者だから」という意識を持って失言や失態の言い訳にしていたところがあります。求人を見つけて、就職してもごく最近そうでした。そして、その言い訳は相手にも言えるのではないかと。「障がい者だから」こういう聞き方をする。こういう言い方をする。特に地域活動支援センターで職員と話していると

「あなたの悩みは全部聞いてあげますよ?」

で、ちょっとでも落ち込んでいたり表情が暗いと見えたら

「何かあったんですか?薬は飲みましたか?」

などと、行き着く先は全て過去に罹った病気なのです。そして私も情けなくもそれに甘えてしまう。仕事をしていても、もしかしたら自分の発言が都合が良い時は健常者と変わらない判断力を持って言っているというナルシズムを持って、それができなかったら障がい者だからというハンディキャップを見せつけているのかもしれません。

相手も、障がい者に対しての語りかけ方や話し方というレッスンを受けています。で、もはやこの時点で対等な話し合いができる状況にはないんですね。二の句を次ぐ言葉に健常者と障がい者のどちらを使おう、向こうは向こうでやはり、健常者と障がい者のどちらの話し方を使おうということを考え、うわべだけの話し合いで終わってしまう。そういったことがとても多く、一度は自暴自棄になったこともあるのですが、そうでない人との関わりが自分を少しづつ変えていきました。それについては次の「障がい者が立ち向かう勇気」について書いていこうと思います。

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