障がい者だろうがダメなものはダメ|障がい者雇用促進求人情報局

障がい者だろうがダメなものはダメ

さて、そういったことが珍しく起こるわけでもなく、実際はもうダメだと思って限界が来た時に思わぬところで人の優しさに触れて明日を生きる毎日でした。趣味も本当に人と関わるようなものではなく、一人で完結できるインドアな趣味ばかり。他では求人誌を見るのが私の癒しになっていました。あまり働く気はなかったのですが、それでも働いている自分を想像することは好きだったからです。そんな私が週1日くらいの頻度でしか行っていない地域活動支援センターで出会ったがらっぱちな職員さんは、一度私を叱ったことがあります。

私は通い始めて3ヶ月くらいで、同じ場所に併設されている就労移行支援B型への入所を決めました。一応工賃も出ますし、ただ一日を無為にすごすだけの(こういってしまえば語弊がありますが)場所よりは、行って何かをするということが私にとって次のステップでした。

そのB型施設での職員が例のがらっぱちです。彼は地域活動支援センターの職員ではなく、就労移行支援B型の職員です。

工賃が発生するということは、今までどおり気ままな時間に赴いて、疲れたら帰るということができません。きちんといる間は責任を持たなければなりません。

そんな場所とは思わず、甘く見ていて私は朝早くの集合に間に合わなかったときがあります。そこでは施設の前を本当に小さな畑にして野菜を育てるという菜園があり、その収穫があるのです。当然ですが彼は遅刻してきた私を厳しく叱責しました。

その後、私がしゅんとしていると見かねたのか一言「仕事においては一番あてにしているからな」と起こった理由を言ってくれました。必要とされている意識を持って欲しかったのだと思います。

就職した今でも、時々自分がここにいる意味を失うことがあります。でも、自分が必要とされているということを感じることがあります。それは言葉でストレートに言ってくれることでしか、私には理解力がないですが、それでも当時彼が言ったことは

「職場にいる人が一番信用できる」

ということでしょう。求人誌を眺め読んでいたその時に、そんな風に思われているなんて気付きもしませんでした。お手伝いさんのような感覚は、自分が求人を見て応募した以前の会社でずっと持っていたものです。

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